『「はたらく幸せ」と「家族をつくる幸せ」を両立できる仕組みをつくる』をビジョンに掲げる株式会社メデタは、株式会社ヤプリに対し、企業社内の風土醸成と、従業員の妊活・不妊治療・卵子凍結を支援する福利厚生サービス「コウノトリBenefit」(https://kounotori-benefit.com/)の提供を2022年1月より開始したことをお知らせします。
■新人事制度「lily制度」の導入と妊活・不妊治療の支援の拡充に伴い、コウノトリBenefitを採用
今回、「コウノトリBenefit」を導入するヤプリは、これまでも産休育休支援制度や出産立ち会い制度など、社員及びご家族のライフイベントのサポートを行ってきており、どんなライフスタイルの方でも働きやすい職場作りに取り組んでいました。今回、社員の未来への選択肢を増やし、長期的に安心して働ける環境を整えるべく、働き方支援制度「lily制度」を導入し、新たに妊活・不妊治療の支援等を行う制度を開始しました。
当社では、ヤプリと共に制度を検討するプロセスの中で、社内で「妊活・不妊治療の基礎知識セミナー」と銘打ったセミナーを共催し、社内におけるニーズ調査を行いました。その中で社員の方から多かった意見が
「実は、将来の妊活について考えていた、だけどキャリアも諦めたくない」
「自分は当事者ではないが、メンバーに妊活している人がいた時の声の掛け方がわからない」
といった、仕事との両立への不安や、それを職場としてどう支援するかに対しての相談でした。
そういった声を踏まえて「lily制度」の1つとして検討を進めた上で、「“はたらく幸せ”と”家族をつくる幸せ”の両立」をコンセプトにおいた「コウノトリBenefit」の導入を決定いただきました。
具体的には、「オンラインで気軽に受けられる専門家のサポート」「卵子凍結など、将来の妊娠を考える人向けのオプション」「国内でも高い妊娠率を誇る提携クリニックの紹介」「妊孕性検査キットへのアクセス」など、多様な状況の社員に対して包括的なサービスを提供できるということをご評価いただいています。
一般的に見ても、妊活・不妊治療と仕事の両立支援は、企業にとっても社会にとっても課題の大きな領域でありながら、次のような課題がよく見られます。
- 当事者が会社にカミングアウトしづらいので、課題が顕在化しない
- 専門性が高く、会社としても何を支援していいかわからない
- 「会社は子どもを産んで欲しいと思っている」というミスリードを生みやすい
そこで相談を受けることが多いのが、不妊治療と仕事の両立に苦しんだ当事者2名が創業したスタートアップ、妊活・不妊治療と仕事の両立支援ソリューションを提供するメデタです。
■日本における不妊治療の現状とメデタについて
日本では、働きながら治療を受ける方が増加傾向にありますが、仕事と治療の両立ができず16%の方が離職をしており、多くの人がキャリアを諦めている現状があります。メデタは、「はたらく幸せと家族をつくる幸せを両立できる仕組みをつくる」ことをミッションに、この社会課題解決へ向き合っています。
■妊活・不妊治療支援の福利厚生サービスについて
妊活・不妊治療支援の福利厚生サービス「コウノトリBenefit」(https://kounotori-benefit.com/ )では妊活・不妊について考える従業員の方が気軽にオンラインで専門家に相談し、提携クリニックの一部検査・
治療*1を割引や特典付きで受ける事ができます。産婦人科専門医、看護師、NPO法人Fineの認定不妊カウンセラーなど多様な専門家からのアドバイス*2を受けることができ、妊活初期の情報収集、病院選びや治療中のセカンドオピニオン、妊娠後の復職に向けた相談など、仕事と両立をするためのサポートを受ける事が出来ます。
2021年7月より正式にサービス提供を開始し、大手企業(飲料メーカー、音響機器メーカー、人材会社等)から、ベンチャー企業(メガSaaS会社、メディア企業等)まで10社以上に対して、社内の妊活・不妊治療との両立状況アセスメント、給付金制度の設計コンサルティング、外部窓口設置、マネジメント向けのセミナーなどの両立支援ソリューションを提供しています。
*1 割引対象となるのは保険対象外の一部の検査/治療に限ります。
*2 本サービスは医療行為ではないため、診断や処方は行いません。
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